| 屋形船の歴史 |
古くは万葉集にも屋形船の歌があるそうです、
時は移り変わって17世紀後半、舞台は江戸の隅田川、大名や裕福な
町人が競って金、銀、漆、絵画などで豪華に装飾、しまいにはその丈
20メートルにも及ぶ大きな船まで出てきたそうです
いかにも目に余った幕府は厳重な制限を加えたため、じょじょに少なく
なってしまいました
昔の話はともかく今の様な屋形船が出来始めたのは昭和50年後半頃
隅田川の水がきれいになるのにつれて、またバブルの景気に押されて
どんどん増えました
今はすっかり定着、安定して皆様に可愛がられております |

神田川(浅草橋)の船留り |
| 屋形船と東京 |
屋形船は、日本全国を見て東京だけ異常に発展しました、東京以外の
都市ではあまり見かけません
お台場のような周りを陸で囲まれ、ゆれも少なく、夜景が美しく、船での
宴会に適した場所があるからだ、と言う人もありますが、どこか江戸っ子
の気質に合ったものだと思います
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大阪道頓堀で見かけた船 |
| 屋形船と天ぷら |
屋形船と言えば揚げたての天ぷらがつき物です、これは屋形船の前身
が釣り船屋で、釣った魚を船で揚げて食べさせていたためです、舟の中
で天ぷらを揚げるノウハウをひき継いだものです
屋形船で天ぷらを揚げるのは難しいものです
一流の天ぷら店の天ぷらは大変美味しい、しかし揚げてしばらく手を
つけずに放置したらどうなるでしょう、ぺチャぺチャにると思います
これは揚げてすぐお召し上がっていただけるため、水分(ネタの旨み)を
残して揚げるためです、当然の技法です
長時間形を保つためにはしっかり揚げなければいけません
揚げてから召し上がるまでの時間によって、揚げ方が変わります
すぐに召し上がる方もあれば、お土産でお持ち帰りになる方もあります
いろんなケースでご満足いただけるよう、切磋琢磨の毎日です |
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